グレーゾーン金利とは?

グレーゾーン金利

日本の利息制限法では、定められた以上の利息をとってはいけないと規定されています。

しかし実際には、多くの業者が法の抜け道・大義名分を見つけ出し、利息制限法の上限を超えて利息を取ってきました。グレーゾーン、もしくはグレーゾーン金利というのがそれです。過払い金請求とは、そのグレーゾーン金利で払い過ぎたお金を取り戻すことです。

消費者金融やクレジット会社、大手デパートカードなどの貸金業者が、利息制限法の上限を超えて取り続けていた利息、その過払い金請求は個人でもできますが、法律に関する知識と忍耐力、そして長い時間が必要になります。
消費者金融や貸金業者は自分たちがグレーゾーン金利を使用してきたことは認識していますから、なんとか返済額より安い金額で和解しようとしてきます。その道のプロに素人が立ち向かうのは、中々難しい。

無理だと判断したら早めに過払い金請求の依頼を数多く受けている税理士や法律事務所に相談しましょう。

依頼する事務所はしっかり調べよう!

個人でもできる「過払い金請求」ですが、作業は複雑で時間がかかりますし、なにより素人相手には強気であたってくる貸金業者との折衝は疲れます。法律にも強く、どんな脅しにも屈しない強い心を持っている方は別として、やはり多少の相談料を支払ってでも、プロに相談・依頼した方が良いと思います。

ここで注意せねばならないのは、「どの事務所に依頼をしても、戻ってくる過払い金の額は同じ」という考えは、大きな間違いと言う点です。
過払い請求を依頼する事務所を決める際、多くの方は、費用だけで決めてしまいがち。そして相談料の安い事務所に決めてしまいがちですが、その場合は取り戻せる額が少なくなってしまったり、取り戻せるまでの期間が長くなってしまったりする場合があります。

過払い請求は一度しかできません。そして、過払い金返還請求をすると、二度とその消費者金融からお金を借りることができない可能性が大きいのです。