昔から取引していれば過払い金があるかも
消費者金融は高金利
消費者金融とは主に個人に対して小口の貸付を行う貸金業者です。サラリーマン金融の略でサラ金と呼ばれていることは多くの人がご存じでしょう。
大手消費者金融はテレビCMもしているので名前を聞いたことがある人は多いはずです。たとえば、アコム、アイフル、プロミス、レイクなどが消費者金融です。
消費者金融を利用するメリットとしては、銀行でお金を借りるよりも借りやすいという点です。銀行で融資を受ける際の審査は厳しいですが、消費者金融の審査は比較的緩めになっています。
一方で、消費者金融の金利は高いというデメリットがあります。借金を返済するときには元本よりも利息を優先して払わなければなりません。借金は毎月少しずつ返済するのが一般的ですが、金利が高すぎると利息ばかりを払うことになり、元本がなかなか減らないことになります。消費者金融で借金した場合、借金の返済がいつまで経っても終わらないということになってしまいがちです。

消費者金融の過払い金を取り戻す
今も消費者金融の金利は高めですが、以前はもっと高金利でした。というのも、2007年頃までほとんどの消費者金融でグレーゾーン金利による貸付を行っていたからです。
グレーゾーン金利は違法ということになり、利息制限法を超えて払った利息は過払い金として返還請求ができるようになりました。
消費者金融と契約したのが2007年よりも前であれば、契約金利がグレーゾーン金利となっており、過払い金が発生している可能性があります。この過払い金を取り戻すことで、まだ返済を続けている借金を完済できることがあります。
また、既に完済している借金でも、過払い金があれば取り戻しをし、臨時収入を得ることが可能です。
消費者金融に過払い金があるかどうかは、現在取引しているまたは過去に取引していた会社から取引履歴を取り寄せることにより確認できます。消費者金融には取引履歴の開示義務があるので、契約者本人が請求すれば送ってもらえます。